日大フェニックス事件
敢えて、タイトルの様な言い方をしてみたいと思う。
今日の当該選手記者会見。二十歳そこそこの若者であるにも関わらず
背負うものが大きいにも関わらず勇気のある記者会見だったと思う。
指示があったかなかったか。どうでもいいことかもしれない。
この件の本質はそこにないとも思っている。
ここでは、その詳細の言及は避けるが往往にして大学スポーツなんてのは
大学のプライドと大学の経営的なPR媒体でしかないと思っている。
特に首都圏の大学と関西圏の大学は。
私もオリンピック競技のスポーツに関わるものとして大学スポーツはある意味
不健全なものだとも思っている。大学の私利や思惑が強く入るものだからだ。
と、言いながらも箱根駅伝の様なものが好きだったりもするわけだが・・・。
今、興味があるのはただ一点。
あの若者の今後の生き様。
アメフトは2度とやらないと言った。
その時点で大学を辞めることを余儀なくされるはずだ。
私が以前の様に経営者の立場にいたならば彼の様な若者を全面的に
サポートしていたかもしれない。
もしくは、どこかの企業の心ある経営者の方が手を差し伸べてほしい。
あるいはどこかの大学の心ある競技指導者が手を差し伸べてほしい。
心の底からそう思ってならない。