正式セールであろうと勝手セールであろうと楽天は楽天なんだよね。

東北楽天ゴールデンイーグルスが日本一になったと言う事で・・・。
楽天に関しても漏れなく、球団の流通関連企業による「優勝感謝セール」がお約束通りそしてある意味、盛大に且つ色々な話題を振りまいて行われたのでありますが・・・。


これまで監督の背番号にちなんだセール価格ってのはよく有りましたが、星野監督の背番号77にちなんだ価格割引セールなんてのはサプライズでもあり話題にもなったわけであります。しかしながら特段インフラを増強されずに行われたのもありまして

  • ページに繋がらない。
  • 繋がったと思えばもう売り切れてる。

なんて具合にユーザーからの不満も続出した訳でもあって良くも悪くもという感じでもあったわけです。

そんな前置きはさておき。
なんてタイムリーに昨今話題になっている事と同じ様な話題を振りまいてくれるのでしょうか。


シュークリーム77%引き前が1万2000円! 楽天優勝セール、価格表示に不満続々


価格の不当表示騒ぎが起こってしまったわけでございます。
シュークリーム10個入りの通常価格が12,000円ですからね。そりゃビックリってもんです。そして割引後の価格が2,600円と、至って普通の価格ですから不満も出てくるわけです。いや出てこない方がおかしいわけで。どんなに世間知らずな方でもこれは安くないと解るわけです。

そこで某媒体がそんな価格を出していた出店者に取材をしたところ・・・。
「優勝セールの出品の締め切りに間に合わせるために急いでいて、表示を誤ってしまった」
なんて言い訳をしているそうであります。

「えっ・・・。誤表示ですか!」
表示を誤ってしまったって言い訳はこの頃よく聞くわけですが、こんなところでも出てくると誤表示って言葉が悪いジョークとしか取れないのわけです。なるほど、こうなると何でもかんでも誤表示と良いわけが成り立つわけで。表示間違いとか誤表示という言葉が例の一件により便利に使える言葉になってしまったと言う事ですね。

これに対し楽天の三木谷会長は
「正式な日本一セールは、厳正なる審査をしていた。それに便乗する『勝手セール』をやっている店舗があった」

勝手セールを防ぐ手立てをしてコントロールできていなかった。という事を言ってしまっているようなものなんですよ。この話って。正式なセールという言い方をするのであればもっと別のやり方があったろうになんて考えると、ため息しか出てこない訳であります。

今回の件の世論を見ていると楽天が単なるショッピングモールという理解は少なく、決済機能を一元的に握ってしまっている以上ネットショップ楽天という見方を消費者はしてしまっていると言う事なのでしょうね。

消費者視点では正式セールであれ勝手セールであれ楽天は楽天という事ですな。
出店業者がどうのこうのという様には見ていないということだと思いますよ。