脱原発で元総理が出しゃばる東京都知事選挙

脱原発」が争点になりそうで香ばしさすら醸し出している東京都知事選挙が迫ってきています。今のところ、舛添要一氏・宇都宮健児氏・細川護煕元総理とその他といった感じすらする立候補者の顔ぶれです。(田母神センセイ…スミマセン。)

 

ところで、その中でも「お殿様」細川元総理の周辺が特に香ばしくなってきています。

甘利大臣には「殿ご乱心」と揶揄され、小泉純一郎元総理の「脱原発」というワンイシューのゴリ押しが強くなり、野田元総理大臣や民主党勝手連として応援するという断末魔の様相を見せ、最悪なのは菅直人元総理が勝手連に名を連ねる旨の表明をして火だるまになりつつあります。

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どうなんでしょう。

都知事選挙を「脱原発」のワンイシューでしてしまっていいもんでしょうかね。

脱原発と言えば当選以来何かと話題を振りまいた山本太郎参院議員が当選したのも東京ってことを考えると、何も考えていない有権者がそれに強く反応して脱原発を訴える候補に投票するなんて間抜けな事も十分に考えられ、その結果当選なんてしようものなら良識ある東京都民にとっては迷惑千万極まりないわけです。

 

考えてみれば分かる事ですが、東京都には喫緊の課題が山のようにあるわけです。しかしながらそれを無視して脱原発有権者を焚きつけるなんてのはどう考えたってスキルの低い人のやる事としか思えません。

 

私が東京都民なら(2014年中に東京都民になる可能性は大ですが・・・)そんなワンイシューをしかけて東京都と違うところにその効果を持っていこうと画策する様なブレーンの付いている候補には間違いなく投票しませんけどね。

 

今回の東京都知事選挙は元総理という肩書きの人たちが出しゃばり過ぎて違和感しかないです。それが原因で有権者の興味を削いでみたり有権者がミスリードされない様に祈るばかりです。