節分の風習

2月3日 節分

節分(せつぶん/せちぶん)は、雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春立夏立秋立冬)の前日のこと。節分とは「季節を分ける」ことをも意味している。江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日を指す場合が多い.*1

という事で今日は節分。

日本全国「恵方巻き」を食べる姿が色々なメディアで紹介され安倍晋三総理大臣が「恵方巻き」を食べる姿がFacebookでも紹介されていたが、元々恵方巻きをその年の歳徳神がいる方向とされる恵方を向いて食べるのは大阪を中心とした風習。

その風習が1998年セブン-イレブン・ジャパンにより日本各地の店舗を通じて全国にもたらされて今に至るというところだろうか。

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節分は日本各地に点在する様々な文化に応じて様々な風習がある。

例えば、お馴染みの鬼退治の豆まきをする地域。それに対して豆まきをしない地域もある。柊の枝に鰯の頭を戸口に刺して鬼を追い払う風習のある地域。病や疱瘡を祓うために辻に豆を置くという地域。

京都の節分には、「北東の吉田神社」・「南西の壬生寺」・「南東の伏見稲荷大社」・「北西の北野天満宮」の4つを巡る四方参り(よもまいり)という風習がある。

 

恵方巻きを食べ、豆まきをして鰯を頭から食べるという様な画一的とも言える様なものではなく、その地域や文化に合わせた色々な風習があるはず。きっと、忘れ去られた様な趣深い風習があったのかもしれない。

 

スーパーやコンビニが売場で提案している様な画一的な物ではなくそれぞれの地域の風習を大切にして、その風習や文化を楽しむという様な節分があっても良いように思う。画一的な物よりそういったものをもっと紹介できると面白いのかもしれない。

 

とか何とか言っている節分の夜ですが、我が家の夕飯はと言えば・・・

しっかり恵方巻きに鰯という画一的なものだったのはココだけの話ということで。

*1:wikipediaより