自由人生活12日目 〜転職についての徒然〜

なんとなくではないが日々が過ぎ去り自由人生活も10日を過ぎてしまった。

なんとなくとは言いつつも、この間に何もしていないかと言えばそうではなくフリーでいくばくか受けている仕事やら原稿やらをこなしながら次の道筋をつけるための活動をしている。

次の道筋をつけるための活動といっても、俗に言う就職活動というやつをしながら違う道の模索をしているということになるのかもしれない。もしかすると、責任は伴うが組織に縛られず自由に働く宣言をしてしまいそうな勢いだ。

 

愚痴っぽくなるので書きたくはないのだが・・・。

就職活動をするにあたって、御多分に洩れずエージェントなるものを使うわけだが中にはスキルの低い単なる書類提出代行業といった趣のどうしようもないのが本当に多いらしい。

スキルの低いエージェントは、書類提出を代行してフォローも何もせずにCandidateの就業が決まればその年収の30〜35%というフィーを貰えるのだから実にいい商売だと思う。そんな連中は本来淘汰されるべきなのだが、あまり仕事もせずに収入を得ることができるから淘汰されなかったりもするのだ。 

幸い私はスキルが高く意欲的なエージェントに出会うことができたので、あまりそうした不満を抱くことは今のところないのだが、時期を同じくして転職活動をしている友人に言わせるとそんな事が実に多いらしい。

 

転職活動なるものをしてみて気づくことは、日本の企業はアホみたいに転職回数だとか経験職種・業界だとかに拘る。そもそも考え方が間違っているからそんなことになるのかもしれないが、その業界や職種を経験していないくても即戦力になるだけのポテンシャルを持ったビジネスパーソンは多いし、中小企業で働いているからそれが大企業で通用しないなんてことはない。

そうした考え方が変な閉塞感をもたらし無駄に失業率を高め経済活動を停滞させている原因なのかもしれない。そして、そんな変な考え方が蔓延していると本当にこの国は先暗いなんてことを真剣に考えてしまう自由人生活12日目の徒然。

 

私の場合は・・・

一度フリーを経験しているせいか、そこまでの悲壮感はなく何時でもフリーに戻っても良いくらいの覚悟ができているせいか、そこまで必死にならずに済んでいるのかもしれない。もしかすると、この緩さが先々良い結果をもたらしてくれればそれで良いくらいの感じしかないのである。

 

そういえば「フリーランス経験者を雇う奇特な会社なんてないですよ。」なんてことを言いだしたエージェントがいましてね。穏やかな話ではないですが、その場で殴り倒したい衝動に駆られるなんてこともありましたな。

 

ということで、この辺にしておきますか。