厚顔無恥

厚顔無恥という言葉。

間々、耳にする言葉ではありますがこれほどに厚顔無恥なことってあるもんだろうかという話を聞きましてね。

 

そもそも厚顔無恥とは・・・

かましく、恥知らずなさま。

他人の迷惑などかまわずに、自分の都合や思惑だけで行動すること。

▽「厚顔」は厚かましいこと。ずうずうしいさま。面の皮が厚いこと。「無恥厚顔むちこうがん」ともいう。

 と、国語辞典にあるのであります。まさにこれにぴったりな話なのであります。

 

どんな話かというと・・・。

ある社長が会社でトラブルを起こした。社員とトラブルになりそのトラブルが肥大化してしまいグループのTOPカンパニーの取締役が仲裁に入り解決をしようとした。トラブルの種を蒔いたその社長は、その後もトラブルを大きくするだけ大きくしてこんな言葉を放ったとか。

今後の自分の立場身分を保証しないと社員とは和解しない。
和解するには自分の身分保証が先だと。

話の経緯に関しては詳細を書けないもののグループのTOPカンパニーの役員が仲裁に入って円満に解決させようと努力している中のこの発言。それまでの経緯を考えた時、恥知らずというかなんというか。驚いたことに援護をしてくれそうなTOPカンパニーの権力者に対して裏工作をして社長に協力をするという言質をとってその権力者もかき乱すのに一役買っていたとか・・・。

 

この発言の前には、その裏工作の件に関しても仲裁の中で追及され困り果てて詳細まで口に出したとのことであるにも関わらずこの発言。「裏工作について話したんだから面倒みろよ。」ということなのかもしれないけれど、やってしまった事とそれに伴う損失は消えないのだから自分の身分を保証しろなんてのは都合の良すぎる厚かましい話なわけで。

 

こんな困った人が社長をやっている会社って息苦しいんだろうな。

と、思わずにはいられない厚顔無恥と言う今日の徒然。