赤信号みんなで渡れば怖くない ~食品誤表記問題から考える~

優先させるべきはコストか。顧客か。 ~食材誤標記問題から考える~

なんて「ド真面目」なエントリーを一度書きましたが次から次に全国各地のホテルから出てくるかと思いきや高島屋やら三越伊勢丹のテナントやら日本を代表する百貨店という流通チャネルからも出てくる始末でどうにもこうにも目を覆いたくなる所行なのでございます。

これまでに食材誤表記が発覚した企業と言えば・・・

そりゃぁ、日本の名だたる宿泊施設や流通業ばかりなのであります。
ここまで来ると「あそこもそうなんじゃないの?」「ここもやってるんじゃないの?」なんて消費者は猜疑心の塊になってオチオチ外食なんてものは出来なくなってしまうわけです。

会見を見ていれば、意図的にやったわけではないとか・・・。
偽装ではない。あくまで誤表記だと言い張ってみたりして・・・。
苦しい言い訳のオンパレードなわけでして。そんな苦しい言い訳を見ていると片腹痛い感覚しか出てこないのです。


苦しい言い訳の中で一番面白かったのが・・・

「メニュー撮影時に国産牛を使うのはもったいない。輸入加工肉を使うように指示をしたらお客様に提供する食材も輸入加工肉を使うものだと勘違いをしてしまっていたようだ。」

ここまで来るともうバカ丸出しなわけで確信犯でやっていた事を自ら言っている様なものです。
商品開発なんかでは確信犯になって間違っても良いから突き進めなんて事を言ったりするわけですが、こんなものを確信犯になって突き進まれちゃ消費者としては全く以って迷惑なのです。

ここまで次々に出てきて頭を下げて形式だけの謝罪をしているのを見ていると
「あそこも発表したからタイミング見てドサクサの中でウチも発表しようぜ。」
なんてやってそうで・・・。

赤信号みんなで渡れば怖くない

なんて意識が見え隠れして嫌な感じしかしないのです。
もしも、そんな意識があるとすればいつまでも通用しないんですよ。って事だけはしっかり認識しておいてもらいたいものです。

しかし、ウィキペディアってのは早いもんで・・・。
もうこの件に関するエントリーがあるんですよ。誰が書いてるんでしょうかね。

ホテル食品偽装問題(ウィキペディア)