怒る事・叱る事・諭す事。
怒る事・叱る事・諭す事。
一方的に怒ってもダメ。一方的に叱ってもダメ。何も聞かず諭してもダメ。
この3つをやってしまうと怒っている人だけが気持ちよくなり、怒られている・叱られている相手は心を閉ざしてしまう。何も聞かずに諭しても押し付けになる。
怒る事・叱る事・諭す事。
本当に難しいものです。サラリーマンという立場を離れるとなかなかそういう場面に遭遇する事も無いものです。競技スポーツの指導現場にも関わりがありますが、その現場でもそんな場面に遭遇する事はなかなか無いものです。
私は昔から、そんな場面に遭遇しその立場になった時、相手に対して
そんな事をしてしまったのか。なぜ、こんな場面に出くわす事になったのかを徹底的に聞き、そこから諭す材料を探し、それを基に諭していく。そこから気づきを起こす事を徹底してきました。
相手が子どもの場合は、相手に気持ちが通じたならば証として握手をして終わりです。怒ったり叱ったり諭す事の延長線上には信頼関係の構築が無ければ怒る方・怒られる方ともに無意味な時間でしかありません。ですから、握手は信頼関係の証です。
先日、ある場所で怒る・叱る・諭すという事において難ありの場面に遭遇したのをキッカケに、そんなことを思いだしたので事をつらつらと・・・。