書店は面白い

近頃の書店が大きく変わってきた。

 

ひと昔前のそれとは違い完全に第三の場所になりつつある。

第三の場所という言葉は色々な場面で使われるようになってきたが簡単に言えば「家でも職場でも無い3番目の場所」という意味でつかわれる。

 

最近、書店という第三の場所が面白い。

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郊外型の大型書店ではひと昔前くらいからファーストフード併設なんて書店はあったけれど近頃、都心部の大型書店にカフェ併設という書店が増えてきた。

 

その代表格は東京の代官山。蔦谷書店。

他の書店とは違い、コンシェルジュがいて工夫された売り場に本が並ぶ。

音楽フロアに映画フロア。そして本のフロア。メディアのGMSといった感じもするが・・・。

 

本を買った後は2階にあるカフェで飲み物や食事を楽しみながら本を読む事も出来る。

「本を選ぶ」⇒「本を買う」

 ⇒「併設のカフェで珈琲を愉しむ」⇒「珈琲を愉しみながら本を読む」

といった様な、ゆったりと流れる時間を愉しむ事が出来る。

 

ひと昔前では考えられなかった流れ。この流れが面白い。

ただ、こうした都心部の複合型書店の台頭でオヤジさんが一人、レジの前に座る昔ながらの街の本屋さんの姿が徐々に減って行くのは淋しくもある。

これも時代の流れと言ってしまえばそれまでなのだが・・・。

 

スターバックスがオープンした書店に訪れて感じた事をつらつらと。